翻訳事業について
フェスティナレンテは、翻訳出版に精通したネイティブの方々と共に、たくさんの書籍を翻訳して参りました。それぞれ各役割のプロフェッショナルであるだけでなく、書籍のテーマ(文化・歴史・学術・芸術など)について造詣が深いメンバーを中心にチームを構成することで、著者の意図や底本の価値を確実に翻訳先の文化圏に届けることを追求しています。
対応可能な業務分野
| 業務分野 | 業務概要 | 
|---|---|
| コーディネーション Coordination | 書籍のテーマなどを分析し、最適なチームを構成します。 依頼元・著者との窓口やメンバー間の調整、場合によっては時差の考慮や来日の手配なども行いながら、プロジェクトを円滑に進行させます。 | 
| 翻訳 Translation | 英⇔和、仏⇔和、その他言語間の翻訳を行います。 関連する書籍や論文なども読み込み、内容を確実に伝えるために大幅な加筆や削除を提案することもあります。 | 
| 検証 Check | 単に漏れや誤訳を防ぐだけでなく、著者の意図と翻訳者の意図を双方汲み取り、最適な訳になっていることを確認します。 | 
| 編集 Edit | 映画の編集作業と同じように、翻訳・検証を経た文章が、より読み易く、伝わり易くなるように調整を行います。(Readability) | 
| DTP(レイアウト) DeskTop Publishing | いよいよ本の形に近づきますが、ただ文字を枠に流し込むだけではありません。 図版と文字の位置関係を調整したり、字間が狭すぎたり広すぎたりしないよう、非常に細かな気配りと根気も必要な作業となります。(Legibility) | 
| プルーフリーディング Proof Reading | これも映画に例えると、試写のような役割です。 実際に本を手に取り、読み進めていることをイメージしながら、底本を読んでいる時の体験と同じかそれ以上に仕上がっているか、感覚も重要となります。 | 
※上記以外(ジャケットデザイン、用紙やインクの選定・調達、印刷会社のご紹介、電子書籍関連など)についてもご相談いただけます。
※活字文化500年の伝統に培われた「Chicago Manual of Style」を英語の本作りの基本ルールとして準拠しています。
出版事業について
設立趣旨に謳っておりますように、商業出版では実現の難しい専門書籍などの海外向け出版を版元として推進することを、NPOとしての事業の主眼としております。永年に亘る翻訳出版事業のノウハウ・人脈があり、Festina Lente America による販路確保など環境も整って参りましたので、是非皆様のご賛同・ご協力をお待ちしております。
